日ハム新球場構想を公共交通面でみる

プロ野球の北海道日本ハムファイターズの新球場構想で
北広島市VS札幌市で誘致活動していますが、交通面で
見た場合の比較と問題点を感じたところで書いてみます。

北広島の場合

場所は現在の北広島高校のあたり、北広島駅から1.5km
土地の広さは十分にありますが、交通便がいまいち。
北広島市は球場前にJRの駅を作るといってますが、
北広島に球場駅をつくるのであれば
1:北広島駅に折返し機能+臨時用車両留置施設をつくる
2:今のJR北に車両余裕があるとは思えないので車両をつくる
3:過密に近い千歳線に臨時いれられるだけのダイヤを組めるか
という問題点が。

特に1・2については今のJR北に余裕はないので北広島市
全額負担にさせると推測。

個人的には北広島駅折返しは普段あってもいいような気はします。
そしたらきれいな15分ダイヤが組める可能性高くなるかと。
(各停の札幌~北広島駅15分間隔・札幌~千歳・苫小牧30分間隔
みたいな形ができる。)

3については、前提条件で現状の地下鉄東豊線並の輸送量とする
場合で書きます。
現在の
地下鉄東豊線4両と
JR733系0番台・3両×2編成(6両)で
乗れる乗客定数は

東豊線9000形・・・516人(121+137+137+121)
JR北733系・・・・・878人(139+154+146)×2

なのですが、東豊線の臨時ダイヤ3.5分間隔で1時間とした場合
1時間当たり17本の運行となるので516人×17本=8772人の
輸送量になります(定員乗車した場合)
これをJRでやろうとした場合はどうなるか
8772÷878=9.99となるので6両編成10本/hが必要になります
ただ、JRの場合は空の状態ではなく先に乗客がいる前提がつくので
それを考慮すると12~16本/hは必要になるかと思います。
仮に16本/hとした場合、これに特急・貨物通過をいれると20本近く
になり、過密状態で遅延必至な状態になるかと。
(現在のダイヤでも各停は遅延発生することが多い)
この場合の臨時は4~10本(現状ダイヤの1.5~2.5倍)必要。
それ以上に使える車両残ってる?っていう話になるかと。

上記のことを踏まえ
北広島市は駅作れば解決~と単純に思ってない?と疑問。
北広島案が不安なのはここにあるんですよ。
今のJR北に余裕はまったくないんよ。


札幌市の場合

札幌市は現在、

北海道大学案
旧月寒ドーム+八紘学園所有地

という2案。

交通面で見た場合、
北海道大学案は、地下鉄南北線北18条駅が最寄になる可能性が
高いと思います。北大って広いのでどこにできるかによっては、
北12条・札幌駅・桑園駅も圏内になる可能性もあり。
地下鉄だと臨時ダイヤ組みやすい+6両編成なので、それなりに
お客さん輸送も可能。
桑園駅だと、札幌~桑園のピストン運転も出来なくはないかと。
ただ日ハムの求める土地の広さの半分しかないというのがデメリット。

旧月寒ドーム+八紘学園所有地案は交通面では北大以上にメリット
あるかと。
現在の札幌ドームの最寄駅の東豊線福住駅に加え、
東西線南郷13丁目駅が増えるので輸送面ではかなりよくなります。
特に東西線は7両と札幌市内路線最大の輸送量があるため、臨時
ダイヤを組めたら1時間当たりの輸送量はかなりのものになると
思いますが、現状の東西線も通勤帰宅時間になるとそこそこの、
混雑具合あるのでそれを含めたダイヤにしないと厳しいかと。
土地も現状足されていないゼビオを巻き込めばなんとかなるかと。

ということで、3案を交通面でみたときの個人的なランキングは

1位:旧月寒ドーム+八紘学園所有地案
2位:北海道大学案
3位:北広島案

とさせていただきます

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